*番外編なので本編には関係ありません

 

「忙しい中、ありがとうな」

Kがいつもよりニヤニヤした顔で美由紀と小百合へ言った。

 

ここはどこぞの廃校になった小学校の体育館だ。

丸山(いつも手伝いとかしてるサブキャラ)が本格的な

映画撮影用のような大きいカメラを持って待機している他、

白衣を着た不審な女性が二人おり、手には注射器を持っている。

 

「あのー、K教員? もしかしてまた媚薬使うとか、えっちな内容ですか?」

小百合がおそるおそる手を挙げて言った。

 

「うん、そう。大丈夫」

Kは満足そうに頷く。

 

「大丈夫って意味もわかりませんが……」

「小百合、いつものK教員の事だ」

小百合の方をポンと叩き美由紀は言い頷いたが、嫌な汗を顔にかいている。

 

「よし丸山、ドキュメンタリ映像をしっかり撮影してくれな?」

Kが言うと丸山は親指を立て、撮影をスタートさせた。

 

「ほんじゃ媚薬の注射と……それが終ったら今回は全裸試合なのでグローブとマウスピースだけな。

 っと、それとVP」

Kは机の上へVPを二つコロンと置いた。

VPとはV(vagina)(piece)の略で、女性器を保護するものだ。

少し厚みのある弧を描いた白いゴム製のものが女性器を包み込むようにフィットする。

そして本体内側には膣口へ差し込む男性器の張子のようなものがあり、挿入する事によって

VPは装着される。

 

「一応最新型のVPで、挿入する部分は膣のサイズによって丁度良い大きさに膨張する。

 大きすぎず小さすぎず、そして膣の形状へフィットするようにな」

Kは満足げに言う。

二人は注射をうけたが、とりあえず即効性があるのかはわからず、ただチクッとしただけだった。

「うー、で、K教員、前のように(前にも媚薬実験試合がありました)先におしっこをしておくワケ?」

小百合は気持ちの中で恐る恐る聞いた。

 

「それはまかせる。先にしておくならしておくで、バケツがあるぞ? そのシーンも撮影するから

 同じことだ。事前に放尿シーンを出すか、試合中に失禁するか。どちらでもどうぞ。とりあえず美由紀、小百合。

全裸になれ。グローブは二人とも黒、マウスピースは白、それ以外は全部とれ」

 

しぶしぶ美由紀と小百合は服を脱いだ。媚薬はまだ効き始めていないようで特に取り乱す事は無かった。

 

「さ、先におしっこします」

小百合は訴え出るとKは鉄のタライを取り出してきて、ゴワンと置いた。

 

「美由紀はどうする? とりあえず向かい合ってする位出来るほど大きいだろ? このタライ」

Kに言われて何となく美由紀もタライへ向かった。

 

「ど、どうする? いっしょにする? 一人ずつする?」

小百合は少し困惑しているが、美由紀は落ち着いて言った。

「向かいあってればお互い盾になって、アソ……コを映しにくいと思う。」

「さすが美由紀! じゃあいっしょに。

 

だがお互いにそこが丸見えの状態でそこにどうしても目がいってしまう。

 

「せ、せーので出そうか」

小百合が言うと、美由紀はウンウンと真剣な顔で頷いた。

「せーのでね! 小百合」

「うん、せーの」

 

ジょロジョロッと二人は放尿を始めた。

湯気が立ち、じきに尿は溜まりジョボジョボという音に変わっていく。

 

「美由紀の、なんか泡立ってない?」

「そ、そうかな」

「うん、糖尿?」

「違う違う」

 

二人が顔を紅くしながら放尿を続けている。

 

「あっ……」

突然小百合が声をあげた。

「うっ……」

小百合の心配をする前に、美由紀も声をあげる。

 

媚薬が効き始めたのか、尿の排出される振動だけで二人の膣は反応を示す。

「早く出てっ!」

小百合は祈るように呻いた。

そして排泄が止まったと思って小百合が安心した時、残尿感から少し力を入れて残った尿を

ピュッと飛ばした瞬間、体中に電気が走るような快感が襲った。

尿道からいわゆる潮吹きという現象で透明な液体をブシュッと吹き上げた。

美由紀の顔にビチャビチャとかかり、美由紀の平常心も破壊される。

「ちょ、小百合……あうっ!」

美由紀は文句のように言うが体の反応は正直で、同じく潮を勢い良く吹いた。

 

この時間差通りにお互い潮を吹き、美由紀へ、小百合へ、美由紀へ、小百合へと、交互にお互いの顔へ

液体が吹きかけられる事になった。

「あふっ」

美由紀は咥えていたマウスピースを思わず吐き出し、それは二人の尿が溜まったタライへボチョンと落ちた。

だが美由紀の頭は朦朧としており、汚いとは思わずすぐに手を入れてマウスピースを取り出して咥えた。

「これ、小百合のおしっこの匂いがする」

うつろな目で美由紀はそれを咥えた。

口の端からお互いの尿……それ以外の液体も混じっているかもしれないが、じゅるりと零れ落ちる。

 

「今回の媚薬は凄いな。ビニ本に載ってる媚薬より確実だな」

Kは満足そうに二人の白衣の女性へ言う。そして続けて

「VPを自分たちで挿入出来そうにないから入れてくれないか?」

と言った。

すぐに二人の女性はVPを持って美由紀と小百合の下へ行く。

 

「ちょっと刺激強いけど我慢してね」

「してね」

 

美由紀と小百合にVPがにゅるっと挿入され、二人の膣口から透明なねばねばした液体が

隙間からドロリと零れ落ちる。

白衣の女性のうちの一人がその液体を指で摘むように掬い取り、人差し指と親指でネバーッと伸ばす。

洗剤のように虹色の反射が見てとれた。

 

「さ、お二人ともリングへ上がりましょう。」

 

美由紀と小百合はビクビクと体を動かしながらリングの上へあげられた。

 

そしてゴングが鳴る。

 

美由紀と小百合は「いったいどうすれば良いんだろう」と混乱していた。

試合どころでは無い程の快楽だ。

 

「小百合、こうなったらイって平常心を取り戻すしか無い……」

美由紀はどんどん火照って行く体に悶絶しながら言った。

「じ、じゃあVPを攻撃して……くれたらイけるかも」

小百合がそう答えると、美由紀は小百合の股間へ低位置からアッパーを放った。

 

ぐじゅぅっ!

 

みずみずしい音がして、小百合のVPは真下から衝撃を受けて、膣に挿入されている部分が

さらに奥へ押し込まれる。

「ヴハッ!」

 

小百合がショックからマウスピースを吐き出す。それはだらしなく口へ溢れ続ける唾液まみれだった。

ビチャビチャと漫画でみるボクシングのようにまるで人為的に作り出して強調させたような

粘液で跳ねる音が大きく音をたてる。

美由紀はその音を聞いてクラクラした。

(小百合のマウスピースがビチャビチャと音をたてて、それは唾液まみれで臭くて汚くて興奮して……)

ぐるぐるとそのような言葉が頭を巡る。

そして更に粘液が美由紀の膣から分泌され、VPが少しヌルヌルと下がってきた。

「み、美由紀……VPが落ちちゃうよ」

今度は小百合が美由紀の股間へアッパーを打った。

下がったぶん、ズルッと奥へVPが押し込まれ、その僅かな擦れ具合で美由紀の頭は真っ白になった。

「うぐ……ぶへぇっ!」

美由紀もマウスピースを吐き出した。それは先ほどの尿に唾液を混ぜた、むせ返るような匂いだった。

それがビチャビチャと跳ね、自分のVPであるのに美由紀は自分で感じてしまう。

(私の吐いた汚いおしっこまみれのマウスピースが注目を浴びながらも、さらに粘液のビチャビチャって

 音をたてて更に自己主張してる……)

 

「ぐぅっ!」

美由紀は自分で自分を感じさせ、最終的に膣から粘液をブシュッと噴出して再度、VPを落としそうな位置まで

下げてしまう。

 

「美由紀……頑張って、今、ちゃんと戻してあげるから」

小百合がアッパーの体性に入る。

 

「ま、待って小百合!」

美由紀は叫んだ。興奮で肥大してニョッキリと伸びたクリトリスに思い切り刺激がいってしまう。

イくのは良いが、これはあまりにも刺激が強すぎると思った。

 

だが間に合わなかった。

 

アッパーがVPへ当たる。

 

ぐぶじゅっ!

 

粘液が飛び散るのはもう良い、それよりも肥大して伸びたクリトリスがVPと大陰唇の間に挟まれて

強烈な刺激を脳へ、雷が落ちたように刺激を伝える。

 

「ぐぅぅぅぅぅぅぅっ!」

じゅばっ! じゅばっ! と射精のように美由紀の膣口から粘液が排出され、生臭くも酸っぱい匂いが

一気にリング上に広がる。

 

そして、じゅぼっ! という音がして美由紀のVPは完全に輩出された。

びちゃん、ぐじゅっ、ぐちゃっ。

もう形など関係ない、粘液にまみれたゴムの塊であるかのようにVPは汚い音をたてて

転がる。

 

そして排出されたときに擦れた刺激だけで絶頂感がどんどんあがって来た。

まず下半身へ重くずんずんと何かがこみ上げ、美由紀は頭に(来る、来るッ!)としか考えられない。

ゆっくりゆっくりとこみ上げる。ゆっくりと、ゆっくりと。

 

そしてダムが崩壊したように強烈な快楽が襲ってきた。

「ぐぅっ、ぐぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

粘液がある程度排出されたが、美由紀がイったと誰もが思ったのは

長く勃起したクリトリスが暴れるように上下、上下へと激しくビクンビクンと動いている光景だった。

「あぁぁっぁあっぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

クリトリスはひたすら上下、上下と風を切るように動き、粘液を振り払う。

そして肥大を続け、さらに1.5倍位へクリトリスは勃起して充血からピンクから紅みがかった色に変わる。

クリトリスの勃起が自分の体の快楽の飽和状態を超え、男性のペニスのような形状をとる。

さすがにクリトリスから射精はされないが、カリの部分が出来上がっている。

 

「い、いいなぁ、美由紀……イけたんだ」

小百合は唾液をダラダラと垂らしリングの上へボタボタと垂らしている。

 

「美由紀……美由紀……私も」

小百合が訴える。

 

「わか……った」

美由紀は極限の状態でアッパーを小百合の股間へ打ち込んだ。

 

 

撮影している丸山や、K教員は膣口から同じように粘液をほとばしるだろうと思っていた。が、

小百合の両方の乳首から乳液が最初に噴出された。

ブビュルッ! と音がして、ほとばしった乳液がビシャビシャとリングの上へぶちまけられ、

その上へ、あまりの快楽の為に胃がグンッと動いて胃液があがってくる。

「おげぇぇっ!」

小百合は透明な胃液を大量に吐き出す。喉を通過する際にも、喉自信が性器になったように

かなりの快楽が感じられ、半分白眼をむきながら小百合は胃液を吐き続けた。

「うぐっ、おぐっ……ごぼっ、ごぼぉっ!」

胃が空になるまで吐き続け、小百合は幸せそうな顔をしている。よっぽどの快感らしい。

そしてやっとそれが終わった後に、膣口から粘液が放出されてその勢いでVPが性器から吐き出される。

ビチャグチャグチャッと音をたて、女性が本当に感じた時に排出される本気汁、白濁した粘液が

ドロドロと滴り落ちて小百合の体がビクビクビクビクと揺れる。

小百合のその汗まみれの体、特に胸が光沢しながら激しく揺れる。

まるでウォーターベッドへ勢い良く飛び込んだ時のように柔らかく、激しく揺れる。

 

「なあ、これは最高のドキュメンタリーが撮れると思わないか?」

Kが丸山に言う。

「こんなに激しいえっちな試合は初めてです。最後まで冷静に撮影を……を……」

丸山が少し体性を崩した。

Kがビデオカメラを奪い取り、丸山を映す。

 

「ちょ、ちょっと……ああっ!」

丸山の愛液が下着とズボンを無視するようにブシュッと噴出した。

「いいぞ丸山。ドキュメンタリーだ! お前結構可愛いからいい絵になる!」

 

Kは平静を保ったまま、丸山のイく姿を映した。

 

「よく頑張った。私がカメラを撮影するからそこにいろ」

Kはそう言ってリング上へカメラを向けた。

 

つづく